gcloudコマンド チートシート

cheatsheet

目的別の gcloud コマンド リファレンス

認証と設定 ✨

gcloud CLI の初期設定、アカウント認証、プロジェクトやリージョン/ゾーンの設定を行います。

目的 コマンド例 説明
初期化
gcloud init
対話形式で初期設定(アカウント認証、プロジェクト選択、デフォルトリージョン/ゾーン設定)を行います。
アカウント認証
gcloud auth login
ブラウザを開き、Googleアカウントで認証します。
サービスアカウント認証
gcloud auth activate-service-account ACCOUNT --key-file=KEY_FILE
サービスアカウントキーファイルを使用して認証します。CI/CD環境でよく利用されます。
認証済みアカウント一覧
gcloud auth list
現在認証済みのアカウントを表示します。アクティブなアカウントには * が付きます。
アカウント切り替え
gcloud config set account ACCOUNT_EMAIL
指定したメールアドレスのアカウントに切り替えます。(事前に `gcloud auth login` で認証が必要)
認証情報取り消し
gcloud auth revoke ACCOUNT_EMAIL
指定したアカウントの認証情報(クレデンシャル)をローカルから削除します。
設定一覧表示
gcloud config list
現在の gcloud 設定(プロジェクト、アカウント、リージョン、ゾーンなど)を表示します。
プロジェクト設定
gcloud config set project PROJECT_ID
デフォルトのプロジェクトIDを設定します。
リージョン設定
gcloud config set compute/region REGION
デフォルトのリージョンを設定します。(例: asia-northeast1)
ゾーン設定
gcloud config set compute/zone ZONE
デフォルトのゾーンを設定します。(例: asia-northeast1-a)
特定の設定値表示
gcloud config get-value project
指定した設定キー(ここでは project)の値を取得します。
設定解除
gcloud config unset compute/zone
指定した設定(ここでは compute/zone)を解除します。

プロジェクト管理 🏗️

Google Cloud プロジェクトの情報を一覧表示したり、詳細を確認します。

目的 コマンド例 説明
プロジェクト一覧表示
gcloud projects list
アクセス可能なプロジェクトの一覧(プロジェクトID、プロジェクト番号、名前)を表示します。
プロジェクト詳細表示
gcloud projects describe PROJECT_ID
指定したプロジェクトIDの詳細情報を表示します。

Compute Engine (VMインスタンス) 🖥️

仮想マシンインスタンスの作成、管理、接続などを行います。

目的 コマンド例 説明
インスタンス作成 (最小構成)
gcloud compute instances create INSTANCE_NAME
指定した名前で、デフォルト設定(マシンタイプ、イメージ、ゾーンなど)のVMインスタンスを作成します。
インスタンス作成 (オプション指定)
gcloud compute instances create INSTANCE_NAME \
    --machine-type=e2-medium \
    --image-project=ubuntu-os-cloud \
    --image-family=ubuntu-2004-lts \
    --boot-disk-size=50GB \
    --zone=asia-northeast1-a \
    --tags=http-server,https-server \
    --metadata=startup-script='#!/bin/bash apt-get update'
マシンタイプ、イメージ、ディスクサイズ、ゾーン、タグ、起動スクリプトなどを指定してインスタンスを作成します。
インスタンス一覧表示
gcloud compute instances list
現在のプロジェクト、デフォルトゾーン(または全ゾーン)のインスタンス一覧を表示します。
インスタンス一覧表示 (全ゾーン)
gcloud compute instances list --zones=""
全ゾーンのインスタンス一覧を表示します。
インスタンス詳細表示
gcloud compute instances describe INSTANCE_NAME --zone=ZONE
指定したインスタンスの詳細情報(IPアドレス、マシンタイプ、ディスクなど)を表示します。
インスタンス停止
gcloud compute instances stop INSTANCE_NAME --zone=ZONE
指定したインスタンスを停止します。停止中は課金が一部発生します(ディスクなど)。
インスタンス起動
gcloud compute instances start INSTANCE_NAME --zone=ZONE
停止中のインスタンスを起動します。
インスタンスリセット
gcloud compute instances reset INSTANCE_NAME --zone=ZONE
インスタンスを強制的にリセット(再起動)します。
インスタンス削除
gcloud compute instances delete INSTANCE_NAME --zone=ZONE --quiet
指定したインスタンスを削除します。--quietで確認プロンプトをスキップします。
インスタンスへSSH接続
gcloud compute ssh INSTANCE_NAME --zone=ZONE
指定したインスタンスにSSH接続します。必要に応じてSSHキーを自動生成・登録します。
インスタンスへSSHコマンド実行
gcloud compute ssh INSTANCE_NAME --zone=ZONE --command="sudo apt update && sudo apt upgrade -y"
指定したインスタンスで特定のコマンドを実行します。
ファイルコピー (ローカルからVM)
gcloud compute scp LOCAL_FILE_PATH INSTANCE_NAME:REMOTE_DIR --zone=ZONE
ローカルファイルを指定したインスタンスのディレクトリにコピーします。
ファイルコピー (VMからローカル)
gcloud compute scp INSTANCE_NAME:REMOTE_FILE_PATH LOCAL_DIR --zone=ZONE
インスタンス上のファイルをローカルディレクトリにコピーします。
インスタンスグループ作成 (Managed)
gcloud compute instance-groups managed create GROUP_NAME \
    --base-instance-name=base-instance \
    --size=3 \
    --template=INSTANCE_TEMPLATE_NAME \
    --zone=ZONE
マネージドインスタンスグループ(MIG)を作成します。オートスケーリングや自動修復に利用します。
インスタンステンプレート作成
gcloud compute instance-templates create TEMPLATE_NAME \
    --machine-type=e2-small \
    --image-family=debian-11 \
    --image-project=debian-cloud \
    --tags=http-server
インスタンスグループの元となるインスタンステンプレートを作成します。

Compute Engine (ディスク・スナップショット) 💾

永続ディスクの管理や、バックアップのためのスナップショット操作を行います。

目的 コマンド例 説明
ディスク作成
gcloud compute disks create DISK_NAME --size=100GB --type=pd-standard --zone=ZONE
指定したサイズ、タイプの永続ディスクをゾーンに作成します。
ディスク一覧表示
gcloud compute disks list
現在のプロジェクト、デフォルトゾーン(または全ゾーン)のディスク一覧を表示します。
ディスク詳細表示
gcloud compute disks describe DISK_NAME --zone=ZONE
指定したディスクの詳細情報を表示します。
ディスク削除
gcloud compute disks delete DISK_NAME --zone=ZONE --quiet
指定したディスクを削除します。VMにアタッチされている場合は削除できません。
ディスクをVMにアタッチ
gcloud compute instances attach-disk INSTANCE_NAME --disk=DISK_NAME --zone=ZONE
既存のディスクをVMインスタンスに追加でアタッチします。
ディスクをVMからデタッチ
gcloud compute instances detach-disk INSTANCE_NAME --disk=DISK_NAME --zone=ZONE
VMインスタンスからディスクをデタッチします。
ディスクスナップショット作成
gcloud compute disks snapshot DISK_NAME --snapshot-names=SNAPSHOT_NAME --zone=ZONE
指定したディスクのスナップショット(バックアップ)を作成します。
スナップショット一覧表示
gcloud compute snapshots list
プロジェクト内のスナップショット一覧を表示します。
スナップショット詳細表示
gcloud compute snapshots describe SNAPSHOT_NAME
指定したスナップショットの詳細情報を表示します。
スナップショットからディスク作成
gcloud compute disks create NEW_DISK_NAME --source-snapshot=SNAPSHOT_NAME --zone=ZONE
スナップショットを元に新しい永続ディスクを作成します。
スナップショット削除
gcloud compute snapshots delete SNAPSHOT_NAME --quiet
指定したスナップショットを削除します。

Compute Engine (ネットワーク・ファイアウォール) 🌐

VPCネットワークやファイアウォールルールの管理を行います。

目的 コマンド例 説明
ネットワーク一覧表示
gcloud compute networks list
プロジェクト内のVPCネットワーク一覧を表示します。
ネットワーク作成 (Auto Mode)
gcloud compute networks create NETWORK_NAME --subnet-mode=auto
各リージョンに自動でサブネットが作成される Auto Mode の VPC ネットワークを作成します。
ネットワーク作成 (Custom Mode)
gcloud compute networks create NETWORK_NAME --subnet-mode=custom
サブネットを手動で作成する必要がある Custom Mode の VPC ネットワークを作成します。
サブネット作成
gcloud compute networks subnets create SUBNET_NAME \
    --network=NETWORK_NAME \
    --range=10.0.1.0/24 \
    --region=REGION
Custom Mode ネットワーク内にサブネットを作成します。
ネットワーク削除
gcloud compute networks delete NETWORK_NAME --quiet
指定したVPCネットワークを削除します。関連リソース(サブネット、VMなど)がないことが条件です。
ファイアウォールルール一覧表示
gcloud compute firewall-rules list
プロジェクト内のファイアウォールルール一覧を表示します。
ファイアウォールルール作成 (HTTP許可)
gcloud compute firewall-rules create allow-http \
    --network=default \
    --allow=tcp:80 \
    --source-ranges=0.0.0.0/0 \
    --target-tags=http-server \
    --description="Allow HTTP traffic"
特定のタグが付いたインスタンスへのHTTP (TCPポート80) トラフィックを許可するルールを作成します。
ファイアウォールルール作成 (内部SSH許可)
gcloud compute firewall-rules create allow-internal-ssh \
    --network=NETWORK_NAME \
    --allow=tcp:22 \
    --source-ranges=10.0.0.0/8 # 例: 内部IP範囲
指定したネットワーク内の特定IP範囲からのSSH (TCPポート22) を許可します。
ファイアウォールルール削除
gcloud compute firewall-rules delete RULE_NAME --quiet
指定したファイアウォールルールを削除します。

Cloud Storage 📦

オブジェクトストレージである Cloud Storage のバケットやオブジェクトを操作します。

目的 コマンド例 説明
バケット作成
gcloud storage buckets create gs://BUCKET_NAME --location=ASIA-NORTHEAST1 --uniform-bucket-level-access
指定した名前、ロケーションで Cloud Storage バケットを作成します。均一なバケットレベルアクセスを有効にするのが推奨です。
バケット一覧表示
gcloud storage buckets list
プロジェクト内のバケット一覧を表示します。
バケット削除
gcloud storage buckets delete gs://BUCKET_NAME --quiet
指定したバケットを削除します。バケット内が空である必要があります。
オブジェクト一覧表示
gcloud storage ls gs://BUCKET_NAME/
指定したバケット内のオブジェクト(ファイルやフォルダ)一覧を表示します。
オブジェクトコピー (ローカル→GCS)
gcloud storage cp LOCAL_FILE gs://BUCKET_NAME/DESTINATION_PATH
ローカルファイルを Cloud Storage バケットにコピーします。
オブジェクトコピー (GCS→ローカル)
gcloud storage cp gs://BUCKET_NAME/SOURCE_OBJECT LOCAL_PATH
Cloud Storage バケットのオブジェクトをローカルにコピーします。
オブジェクトコピー (GCS→GCS)
gcloud storage cp gs://SOURCE_BUCKET/SOURCE_OBJECT gs://DEST_BUCKET/DEST_OBJECT
バケット間でオブジェクトをコピーします。
ディレクトリ同期 (ローカル→GCS)
gcloud storage rsync LOCAL_DIR gs://BUCKET_NAME/DEST_DIR --delete-unmatched-destination-objects
ローカルディレクトリの内容を GCS と同期します。--delete-unmatched-destination-objects で GCS 側の余分なファイルを削除します。
ディレクトリ同期 (GCS→ローカル)
gcloud storage rsync gs://BUCKET_NAME/SOURCE_DIR LOCAL_DIR
GCS ディレクトリの内容をローカルと同期します。
オブジェクト移動/リネーム (GCS内)
gcloud storage mv gs://BUCKET_NAME/OLD_PATH gs://BUCKET_NAME/NEW_PATH
バケット内でオブジェクトを移動またはリネームします。
オブジェクト削除
gcloud storage rm gs://BUCKET_NAME/OBJECT_PATH
指定したオブジェクトを削除します。
フォルダ(プレフィックス)削除
gcloud storage rm -r gs://BUCKET_NAME/FOLDER/
指定したフォルダ(実際はプレフィックス)内の全オブジェクトを再帰的に削除します。
署名付きURL生成
gcloud storage sign-url --expires-in=1h --method=GET PATH_TO_SERVICE_ACCOUNT_KEY_FILE gs://BUCKET_NAME/OBJECT_PATH
期間限定でオブジェクトへのアクセスを許可する署名付きURLを生成します。サービスアカウントキーが必要です。

Google Kubernetes Engine (GKE) ☸️

コンテナオーケストレーションサービス GKE のクラスタやノードプールを管理します。

目的 コマンド例 説明
GKEクラスタ作成 (Standard)
gcloud container clusters create CLUSTER_NAME --zone=ZONE --num-nodes=3
指定したゾーンに Standard モードの GKE クラスタを作成します。ノード数を指定できます。
GKEクラスタ作成 (Autopilot)
gcloud container clusters create-auto CLUSTER_NAME --region=REGION
指定したリージョンに Autopilot モードの GKE クラスタを作成します。ノード管理が自動化されます。
クラスタ一覧表示
gcloud container clusters list
プロジェクト内の GKE クラスタ一覧を表示します。
クラスタ詳細表示
gcloud container clusters describe CLUSTER_NAME --zone=ZONE_OR_REGION
指定したクラスタの詳細情報を表示します。(Standardはゾーン、Autopilotはリージョン指定)
kubectl 認証情報取得
gcloud container clusters get-credentials CLUSTER_NAME --zone=ZONE_OR_REGION
指定したクラスタに kubectl でアクセスするための認証情報を取得し、kubeconfig ファイルを更新します。
クラスタリサイズ (Standard)
gcloud container clusters resize CLUSTER_NAME --node-pool=default-pool --num-nodes=5 --zone=ZONE
Standard クラスタの指定したノードプールのノード数を変更します。
クラスタ削除
gcloud container clusters delete CLUSTER_NAME --zone=ZONE_OR_REGION --quiet
指定した GKE クラスタを削除します。
ノードプール一覧表示 (Standard)
gcloud container node-pools list --cluster=CLUSTER_NAME --zone=ZONE
Standard クラスタ内のノードプール一覧を表示します。
ノードプール作成 (Standard)
gcloud container node-pools create POOL_NAME \
    --cluster=CLUSTER_NAME \
    --zone=ZONE \
    --num-nodes=2 \
    --machine-type=e2-standard-2
Standard クラスタに新しいノードプールを追加します。
ノードプール削除 (Standard)
gcloud container node-pools delete POOL_NAME --cluster=CLUSTER_NAME --zone=ZONE --quiet
指定したノードプールを削除します。

💡 GKE クラスタ操作後、kubectl コマンドを使用して Kubernetes リソース(Pod, Service, Deployment など)を管理します。

# kubectl コマンド例 (認証情報取得後)
kubectl get nodes
kubectl get pods -n NAMESPACE
kubectl apply -f manifest.yaml

Cloud SQL 🐘

フルマネージドなリレーショナルデータベースサービス Cloud SQL のインスタンスを管理します。

目的 コマンド例 説明
インスタンス一覧表示
gcloud sql instances list
プロジェクト内の Cloud SQL インスタンス一覧を表示します。
インスタンス作成 (PostgreSQL)
gcloud sql instances create INSTANCE_NAME \
    --database-version=POSTGRES_14 \
    --tier=db-f1-micro \
    --region=REGION \
    --root-password=PASSWORD
PostgreSQL の Cloud SQL インスタンスを作成します。バージョン、マシンタイプ(ティア)、リージョン、ルートパスワードを指定します。
インスタンス作成 (MySQL)
gcloud sql instances create INSTANCE_NAME \
    --database-version=MYSQL_8_0 \
    --tier=db-f1-micro \
    --region=REGION
MySQL の Cloud SQL インスタンスを作成します。作成後にルートパスワードを設定する必要があります。
インスタンス詳細表示
gcloud sql instances describe INSTANCE_NAME
指定したインスタンスの詳細情報(IPアドレス、接続名、設定など)を表示します。
インスタンス削除
gcloud sql instances delete INSTANCE_NAME --quiet
指定した Cloud SQL インスタンスを削除します。
インスタンスへ接続 (Cloud Shell)
gcloud sql connect INSTANCE_NAME --user=postgres
Cloud Shell や gcloud がインストールされた環境から、指定したユーザーで Cloud SQL インスタンスに接続します。
ユーザー作成
gcloud sql users create USERNAME --instance=INSTANCE_NAME --password=PASSWORD
Cloud SQL インスタンスに新しいユーザーを作成します。
データベース作成
gcloud sql databases create DATABASE_NAME --instance=INSTANCE_NAME
Cloud SQL インスタンス内に新しいデータベースを作成します。

Cloud Functions ⚡

サーバーレスのイベント駆動型コンピューティングサービス Cloud Functions の関数をデプロイ、管理します。

目的 コマンド例 説明
関数デプロイ (HTTPトリガー)
gcloud functions deploy FUNCTION_NAME \
    --runtime=python310 \
    --trigger-http \
    --allow-unauthenticated \
    --region=REGION \
    --source=. \
    --entry-point=hello_http
HTTPリクエストによってトリガーされる関数をデプロイします。ランタイム、トリガー、認証、ソースコードの場所、エントリポイントを指定します。
関数デプロイ (Pub/Subトリガー)
gcloud functions deploy FUNCTION_NAME \
    --runtime=nodejs16 \
    --trigger-topic=TOPIC_NAME \
    --region=REGION \
    --source=. \
    --entry-point=hello_pubsub
Pub/Sub トピックへのメッセージ発行によってトリガーされる関数をデプロイします。
関数デプロイ (Cloud Storage トリガー)
gcloud functions deploy FUNCTION_NAME \
    --runtime=go116 \
    --trigger-resource=gs://BUCKET_NAME \
    --trigger-event=google.storage.object.finalize \
    --region=REGION \
    --source=. \
    --entry-point=HelloGCS
Cloud Storage バケットへのオブジェクト作成 (finalize) によってトリガーされる関数をデプロイします。
関数一覧表示
gcloud functions list --region=REGION
指定したリージョンの Cloud Functions 関数一覧を表示します。
関数詳細表示
gcloud functions describe FUNCTION_NAME --region=REGION
指定した関数の詳細情報(トリガーURL、ランタイム、メモリなど)を表示します。
関数削除
gcloud functions delete FUNCTION_NAME --region=REGION --quiet
指定した関数を削除します。
関数呼び出し (HTTP)
gcloud functions call FUNCTION_NAME --region=REGION --data '{"message":"Hello"}'
HTTPトリガーの関数を呼び出し、データを渡します。
関数ログ表示
gcloud functions logs read FUNCTION_NAME --region=REGION --limit=50
指定した関数のログを表示します。件数を指定できます。

App Engine ⚙️

フルマネージドなアプリケーションプラットフォーム App Engine にアプリケーションをデプロイ、管理します。

目的 コマンド例 説明
アプリ作成 (リージョン選択)
gcloud app create --region=REGION
プロジェクトで初めて App Engine を使用する際に、アプリケーションのリージョンを選択します。一度選択すると変更できません。
アプリケーションデプロイ
gcloud app deploy app.yaml
`app.yaml` 設定ファイルに基づいてアプリケーションをデプロイします。カレントディレクトリのソースコードがアップロードされます。
特定サービスのデプロイ
gcloud app deploy service.yaml
`app.yaml` 以外(例: `service.yaml`)で定義された特定のサービスをデプロイします。
デプロイ (バージョン指定、トラフィック移行なし)
gcloud app deploy --version=v2 --no-promote
新しいバージョンとしてデプロイしますが、すぐにトラフィックを移行しません。手動での切り替えやカナリアリリースに利用します。
サービス一覧表示
gcloud app services list
App Engine アプリケーション内のサービス一覧を表示します。
バージョン一覧表示
gcloud app versions list --service=SERVICE_ID
指定したサービスのバージョン一覧を表示します。トラフィックの割り当ても確認できます。
トラフィック分割設定
gcloud app services set-traffic SERVICE_ID --splits=v1=0.8,v2=0.2
指定したサービスで、バージョン間のトラフィック割り当て比率を設定します。
デプロイされたアプリ表示
gcloud app browse
デフォルトサービスのデフォルトバージョンの URL をブラウザで開きます。
アプリケーションログ表示
gcloud app logs read --service=SERVICE_ID --version=VERSION_ID
指定したサービス、バージョンのアプリケーションログを表示します。
ログストリーミング
gcloud app logs tail -s default
デフォルトサービスのログをリアルタイムで表示(ストリーミング)します。

IAM (Identity and Access Management) 🔑

Google Cloud リソースへのアクセス権限(誰が、何に、何ができるか)を管理します。

目的 コマンド例 説明
プロジェクトのIAMポリシー取得
gcloud projects get-iam-policy PROJECT_ID
指定したプロジェクトの現在の IAM ポリシー(ロールとメンバーのバインディング)を表示します。
ロールをメンバーに追加
gcloud projects add-iam-policy-binding PROJECT_ID \
    --member=user:EMAIL_ADDRESS \
    --role=roles/viewer
指定したプロジェクトで、特定のメンバー(ユーザー、サービスアカウント、グループ)に IAM ロールを付与します。
ロールをメンバーに追加 (サービスアカウント)
gcloud projects add-iam-policy-binding PROJECT_ID \
    --member=serviceAccount:SA_EMAIL_ADDRESS \
    --role=roles/storage.objectAdmin
サービスアカウントにロールを付与します。
メンバーからロールを削除
gcloud projects remove-iam-policy-binding PROJECT_ID \
    --member=user:EMAIL_ADDRESS \
    --role=roles/viewer
指定したプロジェクトで、特定のメンバーから IAM ロールを削除します。
特定リソースのIAMポリシー取得 (例: バケット)
gcloud storage buckets get-iam-policy gs://BUCKET_NAME
プロジェクトレベルだけでなく、個別のリソース(バケット、インスタンスなど)の IAM ポリシーも取得できます。
特定リソースにロールをメンバーに追加 (例: バケット)
gcloud storage buckets add-iam-policy-binding gs://BUCKET_NAME \
    --member=group:GROUP_EMAIL \
    --role=roles/storage.objectViewer
特定の Google グループにバケット内のオブジェクト閲覧権限を付与します。
サービスアカウント一覧表示
gcloud iam service-accounts list
プロジェクト内のサービスアカウント一覧を表示します。
サービスアカウント作成
gcloud iam service-accounts create SA_NAME \
    --display-name="My Service Account" \
    --description="Description for my SA"
新しいサービスアカウントを作成します。`SA_NAME` はアカウントIDの一部になります。
サービスアカウントキー作成
gcloud iam service-accounts keys create key.json --iam-account=SA_EMAIL_ADDRESS
指定したサービスアカウントの秘密鍵ファイル (`key.json`) を作成しダウンロードします。取り扱いに注意が必要です。
サービスアカウント削除
gcloud iam service-accounts delete SA_EMAIL_ADDRESS --quiet
指定したサービスアカウントを削除します。

Cloud Logging 📜

Google Cloud サービスやアプリケーションのログを収集、表示、分析します。

目的 コマンド例 説明
ログエントリ読み取り (簡易)
gcloud logging read "resource.type=gce_instance" --limit=10
指定したリソースタイプの最新ログエントリを読み取ります。フィルタ構文を使用します。
ログエントリ読み取り (詳細フィルタ)
gcloud logging read \
    "resource.type=\"gce_instance\" AND resource.labels.instance_id=\"INSTANCE_ID\" AND severity>=ERROR AND timestamp>=\"YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ\"" \
    --format="value(timestamp, severity, jsonPayload.message)" \
    --limit=100
リソースタイプ、インスタンスID、重要度、タイムスタンプなどでフィルタリングし、特定のフォーマットで表示します。
ログエントリ書き込み
gcloud logging write LOG_NAME '{"message": "This is a test log entry"}' --payload-type=json
指定したログ名にカスタムログエントリを書き込みます。JSONペイロードを指定できます。
利用可能なログ一覧表示
gcloud logging logs list
プロジェクトで現在利用可能なログ(ログ名)の一覧を表示します。
ログシンク作成
gcloud logging sinks create SINK_NAME storage.googleapis.com/DESTINATION_BUCKET \
    --log-filter='resource.type="gce_instance" AND severity=ERROR'
特定のフィルタに一致するログエントリを指定した宛先(Cloud Storage バケット、Pub/Sub トピック、BigQuery データセット)にエクスポートするシンクを作成します。
ログシンク一覧表示
gcloud logging sinks list
プロジェクト内のログシンク一覧を表示します。
ログシンク削除
gcloud logging sinks delete SINK_NAME --quiet
指定したログシンクを削除します。

API とサービス管理 🔌

プロジェクトで使用する Google Cloud API やサービスを有効化、管理します。

目的 コマンド例 説明
利用可能なサービス一覧表示
gcloud services list --available
プロジェクトで利用可能な(有効化できる)全ての Google Cloud API/サービスを表示します。
有効なサービス一覧表示
gcloud services list --enabled
プロジェクトで現在有効になっている API/サービスを表示します。
サービス有効化
gcloud services enable compute.googleapis.com
指定した API/サービス(例: Compute Engine API)をプロジェクトで有効にします。
サービス無効化
gcloud services disable compute.googleapis.com --force
指定した API/サービスを無効にします。依存関係がある場合は注意が必要です。--force で確認をスキップします。

その他便利なコマンド 🛠️

その他の役立つ gcloud コマンドです。

目的 コマンド例 説明
gcloud コンポーネント更新
gcloud components update
gcloud CLI 本体とインストールされているコンポーネント(alpha, beta コマンドなど)を最新バージョンに更新します。
gcloud バージョン確認
gcloud version
インストールされている gcloud CLI のバージョンと、各コンポーネントのバージョンを表示します。
コマンドヘルプ表示
gcloud compute instances create --help
特定の gcloud コマンド(例: `gcloud compute instances create`)の詳細なヘルプ、オプション、使用例を表示します。
インタラクティブシェル
gcloud alpha interactive
オートコンプリートやコマンド提案機能を持つインタラクティブなシェルを起動します。(Alpha 機能)

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