情報漏洩対策のキホン、DLPについて学んでみましょう!
そもそもDLPって何?🤷♀️
DLPは「Data Loss Prevention」の略で、日本語では「データ損失防止」や「情報漏洩対策」と訳されます。簡単に言うと、企業や組織が持っている大切な情報(機密情報や個人情報など)が、うっかり外に漏れたり、悪い人に盗まれたりしないように見張って、防いでくれる仕組みのことです🛡️。
メールの誤送信や、USBメモリの紛失、悪意のある持ち出しなど、情報が漏れてしまう原因は様々です。DLPは、こうした様々な経路からの情報漏洩を未然に防ぐことを目的としています。
なんでDLPが必要なの?🤔
もし会社の重要な情報が外に漏れてしまったら、大変なことになりますよね📉。
- 経済的な損失: 顧客への賠償金や、対策費用などで莫大なお金がかかることがあります。
- 信用の失墜: 「あの会社は情報をちゃんと管理できないんだ」と思われて、お客さんや取引先からの信用を失ってしまいます。
- 法的な罰則: 個人情報保護法(日本)やGDPR(EU)などの法律・規制に違反した場合、厳しい罰金が科されることがあります。
- 事業継続の危機: 最悪の場合、会社の存続自体が危うくなる可能性もあります。
特に最近は、働き方が多様化し(リモートワークなど)、クラウドサービスを使う機会も増えたため、情報が会社の外に出る機会が多くなっています。また、外部からのサイバー攻撃だけでなく、従業員のミスや内部の不正による情報漏洩も後を絶ちません。
DLPは、こうしたリスクから企業を守り、安心して事業を続けるために非常に重要な役割を果たしているのです✨。
DLPはどうやって情報を守るの?⚙️
DLPは、大きく分けて以下の3つのステップで情報を守ります。
- 情報の特定: まず、「どの情報が重要なのか」を見つけ出します。クレジットカード番号、マイナンバー、顧客リスト、会社の秘密情報などを、あらかじめ設定されたルール(キーワード、正規表現、フィンガープリントなど)に基づいて特定します🔍。
- 監視: 特定された重要な情報が、どこでどのように使われているかを常に監視します。パソコンの中(エンドポイント)、ネットワーク(メールやWeb)、クラウドサービス上など、様々な場所をチェックします👀。
- 制御・保護: もし、重要な情報がルール違反の方法で外部に持ち出されそうになったり、不正に使われそうになったりした場合、それを阻止します。例えば、メールの送信をブロックしたり、USBメモリへのコピーを禁止したり、管理者に警告を送ったりします🚦。
DLPにはどんな種類があるの?🔧
DLPソリューションは、監視する場所によって主に以下のタイプに分けられます。
タイプ | 監視場所 | 主な役割 |
---|---|---|
エンドポイントDLP | 個々のPC、スマートフォン、サーバーなど | デバイス上でのデータのコピー、印刷、USBメモリへの書き込み、スクリーンショットなどを監視・制御する。 |
ネットワークDLP | 社内ネットワーク全体(メール、Webアクセス、FTPなど) | ネットワークを流れるデータを監視し、社外への不正な送信を検知・ブロックする。 |
クラウドDLP | クラウドサービス(Microsoft 365, Google Workspace, Boxなど) | クラウド上に保存されているデータや、クラウドサービス間でのデータのやり取りを監視・制御する。 |
データアットレストDLP | ファイルサーバー、データベースなど(保存されているデータ) | 保管されているデータの中に機密情報が含まれていないかスキャンし、アクセス制御や暗号化を行う。 |
これらのタイプを組み合わせて、会社全体の情報を包括的に保護することが一般的です。
DLP導入のメリットは?😊
DLPを導入すると、以下のような良いことがあります。
- ✅ 情報漏洩リスクの低減: 重要な情報が外に漏れるのを未然に防ぎます。
- ✅ ヒューマンエラーの防止: メール誤送信や不注意による情報共有ミスなどを防ぎます。
- ✅ 内部不正の抑止: 悪意のある情報の持ち出しを検知・ブロックできます。
- ✅ コンプライアンス遵守の支援: 個人情報保護法などの法規制に対応しやすくなります。
- ✅ リアルタイム監視と迅速な対応: 異常をすぐに検知し、素早く対処できます。
- ✅ データ利用状況の可視化: 誰がどの情報にアクセスし、どう使っているかが分かります。
- ✅ 運用負荷の軽減: 重要なデータに絞って監視できるため、効率的な運用が可能です。
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