📦 パッケージの検索 (Search)
インストール可能なパッケージを探します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
キーワードで検索 |
| パッケージ名や説明にキーワードが含まれるものを検索します。例: winget search browser |
ID で完全一致検索 |
| 指定したパッケージIDに完全に一致するものを検索します。例: winget search --id Microsoft.PowerToys |
名前で検索 |
| パッケージ名で検索します。例: winget search --name PowerToys |
Moniker で検索 |
| パッケージのモニカー(別名)で検索します。例: winget search --moniker vscode |
タグで検索 |
| 指定したタグが付与されたパッケージを検索します。例: winget search --tag utility |
コマンド名で検索 |
| パッケージに含まれる実行ファイル名(コマンド)で検索します。例: winget search --command code |
特定のソースから検索 |
| msstore や追加したカスタムソースなど、特定のソースのみを対象に検索します。例: winget search powertoys --source winget |
結果数を制限して検索 |
| 検索結果の表示数を指定します。例: winget search editor --count 5 |
すべてのパッケージを表示 (※量が多い) |
| 空の文字列を検索することで、利用可能なすべてのパッケージをリストアップしようと試みます (非常に多くの結果が返る可能性があります)。 |
ℹ️ パッケージの詳細表示 (Show)
特定のパッケージに関する詳細情報を表示します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
パッケージの詳細表示 |
| 指定したIDのパッケージの詳細情報(バージョン、説明、ホームページ、ライセンスなど)を表示します。ID指定が最も確実です。例: winget show --id Microsoft.PowerToys |
キーワードで検索して詳細表示 (複数候補時) |
| キーワードに一致するパッケージが1つだけ見つかった場合に詳細を表示します。複数見つかった場合はリストが表示されます。例: winget show powertoys |
特定のバージョンの情報を表示 |
| 指定したバージョンのパッケージ情報を表示します。例: winget show --id Microsoft.PowerToys --version 0.60.0 |
利用可能な全バージョンを表示 |
| 指定したIDのパッケージで、インストール可能なすべてのバージョンをリスト表示します。例: winget show --id Microsoft.PowerToys --versions |
特定のソースのパッケージ詳細表示 |
| 指定したソースにあるパッケージの詳細を表示します。例: winget show --id 9NBLGGH4NNS1 --source msstore (Microsoft Store の電卓アプリの例) |
📥 パッケージのインストール (Install)
パッケージをシステムにインストールします。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
パッケージをインストール (ID指定) |
| 指定したIDのパッケージをインストールします。最も確実な方法です。例: winget install --id Microsoft.PowerToys |
パッケージをインストール (キーワード) |
| キーワードで検索し、一意に特定できればインストールします。複数候補がある場合は選択を求められます。例: winget install powertoys |
特定のバージョンをインストール |
| 指定したバージョンのパッケージをインストールします。例: winget install --id Microsoft.PowerToys --version 0.60.0 |
特定のソースからインストール |
| 指定したソースからパッケージをインストールします。例: winget install --id 9NBLGGH4NNS1 --source msstore |
サイレントインストール (対話なし) |
| ユーザーとの対話(プロンプト表示など)なしでインストールを試みます。インストーラーが対応している必要があります。 |
インタラクティブインストール (対話あり) |
| インストーラーのUIを表示して、ユーザーが設定を選択できるようにします。 |
インストールスコープを指定 (ユーザー) |
| 現在のユーザーのみにインストールします。管理者権限が不要な場合があります。 |
インストールスコープを指定 (マシン) |
| システム上の全ユーザー向けにインストールします。通常、管理者権限が必要です。 |
カスタムインストール場所を指定 |
| インストール先のディレクトリを指定します。インストーラーが対応している必要があります。例: winget install --id Git.Git --location "C:\CustomGit" |
複数パッケージをまとめてインストール |
| 複数の --id オプションを使って、一度に複数のパッケージをインストールします。例: winget install --id Microsoft.PowerToys --id Microsoft.VisualStudioCode |
パッケージライセンスに自動同意 |
| パッケージのライセンス条項への同意を自動化します。スクリプト実行時などに便利です。 |
ソース使用許諾契約に自動同意 |
| Microsoft Store などのソースの利用規約への同意を自動化します。 |
ハッシュ値の検証を無視 (非推奨 ⚠️) |
| ダウンロードしたインストーラーのハッシュ値がマニフェストと一致しなくてもインストールを続行します。セキュリティリスクがあるため通常は使用しません。 |
インストーラー引数を渡す |
| インストーラーに直接渡す引数を指定します。例: winget install --id SomeApp.SomeApp --override "/S /D=C:\App" (インストーラー依存) |
⬆️ パッケージの更新 (Upgrade)
インストール済みパッケージを最新バージョンに更新します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
更新可能なパッケージを一覧表示 |
| インストール済みで、より新しいバージョンが利用可能なパッケージをリストアップします。 |
特定のパッケージを更新 (ID指定) |
| 指定したIDのパッケージを最新バージョンに更新します。例: winget upgrade --id Microsoft.PowerToys |
特定のパッケージを更新 (キーワード) |
| キーワードで検索し、一意に特定できれば更新します。例: winget upgrade powertoys |
すべてのパッケージを更新 |
| 更新可能なすべてのパッケージを更新します。時間がかかる場合があります。 |
サイレント更新 |
| 対話なしでパッケージを更新します。--all と組み合わせることも可能です: winget upgrade --all --silent |
特定のバージョンに更新 |
| 指定したバージョンへ更新します。(ダウングレードは通常できません) |
更新時にライセンスに自動同意 |
| 更新時のパッケージライセンス同意を自動化します。--all と組み合わせ可能。 |
更新時にソース規約に自動同意 |
| 更新時のソース利用規約同意を自動化します。--all と組み合わせ可能。 |
特定のパッケージを除外してすべて更新 |
| --exclude で指定したパッケージ以外をすべて更新します。複数指定可能です。 |
特定のパッケージのみ含めて更新 |
| --include で指定したパッケージのみを更新します。複数指定可能です。(v1.7以降で利用可能になる可能性) 現在は個別に指定するか --all で更新後、不要なものをダウングレードするなどの対応が必要です。winget upgrade <ID1> <ID2> ... のように複数ID指定での更新も可能です。 |
更新対象にピン留めされたパッケージを含める |
| winget pin で更新対象外に固定されたパッケージも強制的に更新対象に含めます。 |
🗑️ パッケージのアンインストール (Uninstall)
システムからパッケージを削除します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
パッケージをアンインストール (ID指定) |
| 指定したIDのパッケージをアンインストールします。最も確実です。例: winget uninstall --id Microsoft.PowerToys |
パッケージをアンインストール (キーワード) |
| キーワードで検索し、一意に特定できればアンインストールします。複数候補がある場合は選択を求められます。例: winget uninstall powertoys |
特定のバージョンをアンインストール |
| 指定したバージョンのパッケージをアンインストールします。例: winget uninstall --id Microsoft.PowerToys --version 0.60.0 |
サイレントアンインストール |
| 対話なしでパッケージをアンインストールします。 |
スコープを指定してアンインストール |
| 特定のスコープ(ユーザーまたはマシン)でインストールされたパッケージをアンインストールします。 |
製品コードを指定してアンインストール |
| Windows が内部的に使用する製品コード (ProductCode) を指定してアンインストールします。winget list で確認できます。 |
インストール済みパッケージ一覧表示 |
| winget で管理されている、またはシステムにインストールされているアプリケーションの一覧を表示します。アンインストール対象を探す際に役立ちます。キーワードでの絞り込みも可能です: winget list <キーワード> |
☁️ ソースの管理 (Source)
パッケージを取得するリポジトリ(ソース)を管理します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
ソースの一覧表示 |
| 現在設定されているソース(リポジトリ)の一覧を表示します。デフォルトは winget と msstore です。 |
ソースの追加 |
| 新しいソースを追加します。--type でソースの種類を指定することもできます (例: Microsoft.PreIndexed.Package )。例: winget source add --name MyRepo --arg https://myrepo.example.com/source |
ソースの情報を更新 |
| すべてのソースのパッケージ情報を最新の状態に更新します。特定のソースのみ更新する場合は winget source update --name <ソース名> を使用します。 |
ソースの削除 |
| 指定した名前のソースを削除します。デフォルトのソースは削除できません。 |
ソース設定をリセット |
| ソースの設定を初期状態に戻します。追加したカスタムソースは削除され、デフォルトソースが再設定されます。--force が必要です。 |
ソースのエクスポート (バックアップ) |
| 現在のソース構成を JSON 形式で標準出力またはファイルに出力します。バックアップや他の環境への移行に利用できます。ファイル出力: winget source export -o sources.json |
⚙️ 設定 (Settings)
winget クライアントの動作設定を確認・変更します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
設定ファイルを開く |
| JSON 形式の設定ファイルをデフォルトのテキストエディタで開きます。設定項目はこのファイルで直接編集します。 |
設定を検証する |
| 現在の設定ファイル (settings.json ) が正しい形式であるか検証します。 |
利用可能な設定項目 (一部例) |
| 設定ファイル (settings.json ) 内で変更可能な項目の一部です。詳細は公式ドキュメントを参照してください。 |
💡 設定ファイルは通常 %LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe\LocalState\settings.json
にあります。
🧪 機能の有効化/無効化 (Features)
実験的な機能の状態を確認・変更します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
利用可能な実験的機能を表示 |
| 現在利用可能(有効化/無効化可能)な実験的機能とその状態(有効/無効)を一覧表示します。 |
実験的機能を有効化する | 設定ファイル (settings.json ) を編集 | winget settings で設定ファイルを開き、experimentalFeatures オブジェクト内で、対象の機能 (例: configuration ) を true に設定します。
|
実験的機能を無効化する | 設定ファイル (settings.json ) を編集 | 上記と同様に設定ファイルを開き、対象の機能を false に設定します。 |
⚠️ 実験的機能は、将来のバージョンで変更または削除される可能性があります。
🛠️ 構成ファイル (Configure) 実験的機能
構成ファイル (YAML) を使用して、システムの状態を宣言的に管理します。
この機能を使用するには、winget features
で configuration
を有効にする必要があります。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
構成ファイルを適用する |
| 指定された YAML 形式の構成ファイルに従って、パッケージのインストールや設定変更など、システムの状態を構成します。例: winget configure .\myconfig.yaml |
構成ファイルの適用 (リモート) |
| URL で指定されたリモートの構成ファイルをダウンロードして適用します。例: winget configure https://example.com/config.yaml |
構成ファイルを検証する |
| 構成ファイルが構文的に正しいか、また参照しているリソースが利用可能かなどを検証します。システムへの変更は行いません。 |
現在のシステム状態をテストする |
| 構成ファイルで定義された望ましい状態と、現在のシステム状態を比較し、差分があれば報告します。システムへの変更は行いません。 |
構成ファイルの詳細を表示 |
| 構成ファイルの内容と、各リソースの現在の状態、および適用後の期待される状態を表示します。 |
💾 エクスポート/インポート (Export/Import)
インストール済みパッケージのリストをファイルに保存したり、ファイルから復元したりします。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
インストール済みパッケージをエクスポート |
| winget でインストールしたパッケージ(または --include-unknown を付ければシステム上の多くのアプリ)のリストを JSON ファイルに出力します。例: winget export -o myapps.json |
特定のソースのパッケージのみエクスポート |
| 指定したソースからインストールされたパッケージのみをエクスポートします。例: winget export -o winget_apps.json --source winget |
ファイルからパッケージをインポート (インストール) |
| エクスポートされた JSON ファイルを読み込み、リストされているパッケージをインストールします。既にインストールされているものはスキップされます。例: winget import -i myapps.json |
インポート時にライセンスに自動同意 |
| インポート処理中のパッケージライセンス同意を自動化します。 |
インポート時に不明なパッケージを無視 |
| インポートファイルに含まれるパッケージが、現在のソースで見つからない場合にエラーとせず無視します。 |
インポート時にバージョンの不一致を無視 |
| ファイルに記載されたバージョンと利用可能なバージョンが異なっていても、利用可能な最新版をインストールします。 |
🔒 パッケージのピン留め (Pin)
特定のパッケージが意図せず更新またはアンインストールされないように固定します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
パッケージをピン留めする (更新/アンインストール防止) |
| 指定したパッケージをピン留めし、winget upgrade --all や winget uninstall コマンドから保護します。例: winget pin add --id Microsoft.PowerShell |
特定のバージョンでピン留め |
| 指定したバージョンでパッケージをピン留めします。このバージョンより新しいバージョンへの upgrade をブロックします。--blocking オプションと同じ挙動です。 |
アップグレードをブロックするようにピン留め |
| winget upgrade --all での自動更新を防ぎますが、明示的な winget upgrade --id <ID> は可能です。アンインストールは防ぎません。 |
特定バージョン範囲でピン留め (Gating Pin) |
| 指定したバージョン (例: 1.2.*) までの更新は許可しますが、それ以降のメジャーバージョン (例: 2.0.0) への更新はブロックします。 |
ピン留めを解除する |
| 指定したパッケージのピン留めを解除します。 |
ピン留めされているパッケージ一覧表示 |
| 現在ピン留めされているすべてのパッケージとその種類を表示します。 |
すべてのピン留めをリセット |
| すべてのパッケージのピン留めを解除します。--force が必要です。 |
🔑 ハッシュ (Hash)
インストーラーファイルの SHA256 ハッシュ値を計算します。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
ローカルファイルのハッシュ値を生成 |
| 指定したインストーラーファイルの SHA256 ハッシュ値を計算して表示します。マニフェストファイル作成時に使用します。例: winget hash .\installer.exe |
URL からダウンロードしてハッシュ値を生成 |
| 指定した URL からファイルをダウンロードし、その SHA256 ハッシュ値を計算します。MSIX ファイルの場合は、シグネチャハッシュも計算します (–msix オプション不要)。例: winget hash --url https://example.com/installer.exe |
MSIX ファイルのシグネチャハッシュを生成 |
| ローカルの MSIX ファイルを指定し、その AppxSignature.p7x ファイルのハッシュ (MsixSignatureHash) を計算します。マニフェストの SignatureSha256 フィールドに使用します。 |
🔽 ダウンロード (Download)
パッケージのインストーラーのみをダウンロードします。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
インストーラーをダウンロード (ID指定) |
| 指定した ID のパッケージのインストーラーファイルをダウンロードします。インストールは行いません。例: winget download --id Microsoft.PowerToys |
ダウンロード先ディレクトリを指定 |
| インストーラーのダウンロード先フォルダを指定します。例: winget download --id Git.Git --download-directory C:\Installers |
特定のバージョンをダウンロード |
| 指定したバージョンのインストーラーをダウンロードします。 |
特定のアーキテクチャのインストーラーをダウンロード |
| 指定した CPU アーキテクチャ向けのインストーラーをダウンロードします。 |
特定のスコープのインストーラーをダウンロード |
| 指定したインストールスコープ (ユーザーまたはマシン) 用のインストーラーをダウンロードします。 |
🔩 その他 (Other)
バージョン情報表示やヘルプなど、その他の補助的なコマンドです。
目的 | コマンド例 | 説明 |
---|---|---|
winget のバージョン表示 |
| インストールされている winget クライアントのバージョン番号を表示します。 |
ヘルプ表示 | または
| winget で利用可能なコマンドとオプションの一覧を表示します。特定のコマンドのヘルプは winget <コマンド> --help で表示できます (例: winget install --help )。 |
詳細情報表示 |
| winget のバージョン、ログファイルの場所、グループポリシーの状態など、システムと winget に関する詳細情報を表示します。 |
詳細ログを有効化 |
| コマンド実行時に、より詳細なログ情報を記録します。トラブルシューティング時に役立ちます。例: winget install --id FailApp.FailApp --verbose-logs |
カスタムログファイルの場所を指定 |
| ログファイルの出力先をデフォルトの場所から変更します。--verbose-logs と併用することが多いです。例: winget upgrade --all --verbose-logs --log C:\winget_upgrade.log |
プロキシ設定 (環境変数) |
| winget は Windows のシステムプロキシ設定または環境変数 HTTP_PROXY / HTTPS_PROXY を使用します。必要に応じてこれらを設定します。認証が必要な場合は http://<user>:<password>@<proxy_server>:<port> の形式を使用します。 |
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