こんにちは! Rustの学習ジャーニーへようこそ! このセクションでは、Rustの基本的なデータ型について学んでいきます。 Rustは静的型付け言語です。これは、コンパイル時にすべての変数の型が分かっている必要があることを意味します。でも心配しないでください!多くの場合、コンパイラは私たちが使いたい型を値や使われ方から推論してくれます。
Rustのデータ型は大きく分けてスカラー型と複合型の2つのカテゴリがあります。
スカラー型 (Scalar Types)
スカラー型は、単一の値を表現します。Rustには4つの主要なスカラー型があります。
- 整数型 (Integer Types)
- 浮動小数点数型 (Floating-Point Types)
- 論理値型 (Boolean Type)
- 文字型 (Character Type)
複合型 (Compound Types)
複合型は、複数の値を1つの型にまとめることができます。Rustには主に2つの基本的な複合型があります。
文字列型 (String Types)
Rustには主に2つの文字列型があります: String
と &str
(文字列スライス)。これらの違いを理解することはRustを学ぶ上で重要です。どちらの型もUTF-8エンコードされた文字列を扱います。
まとめ
このセクションでは、Rustの基本的なデータ型について学びました。
- スカラー型: 整数 (
i32
,u8
など)、浮動小数点数 (f64
,f32
)、論理値 (bool
)、文字 (char
) - 複合型: タプル (異なる型を集めた固定長の組)、配列 (同じ型を集めた固定長のリスト)
- 文字列型: 文字列スライス (
&str
、不変の参照) とString
(変更可能な所有された文字列)
これらの基本的な型は、Rustプログラミングの基礎となります。次のステップでは、これらの型を使ってプログラムの流れを制御する方法を見ていきましょう!