[非エンジニア向け] そのリンク、本当に安全?オープンリダイレクトの罠 🎣

用語解説

知らないうちに危険なサイトへ!?「オープンリダイレクト」について優しく解説します。

オープンリダイレクトって何? 🤔

インターネットを使っていると、あるページから別のページに自動的に移動することがありますよね?これを「リダイレクト」と言います。例えば、古いURLから新しいURLへ案内したり、ログイン後にマイページへ移動したりする時に使われます。

「オープンリダイレクト」は、この便利なリダイレクト機能が悪用されてしまう脆弱性(セキュリティ上の弱点)のことです。 Webサイトの設定によっては、ユーザーを全く関係ない、危険な外部サイトへリダイレクトさせることができてしまう場合があります。

攻撃者は、信頼されているWebサイトのURLに、悪意のあるサイトのURLをこっそり仕込みます。 そして、そのURLをメールやSNSで送りつけ、「お得な情報はこちら!」などと言ってクリックさせようとします。 URLの見た目は本物のサイトのように見えるため、油断してクリックしてしまうと、気づかないうちに偽サイトやウイルス配布サイトに飛ばされてしまうのです。😱

例えるなら…

信頼できるお店(例: A銀行)の看板に見せかけて、「こちらへどうぞ!」と案内された先が、実は全く別の怪しい場所(例: 偽のA銀行、詐欺サイト)だった、というような状況です。

どうして危険なの? 😨

オープンリダイレクト自体が直接あなたのパソコンに被害を与えるわけではありません。しかし、次のような危険な攻撃の「入口」として悪用されることがあります。

  • フィッシング詐欺: 本物そっくりの偽ログインページに誘導され、IDやパスワード、クレジットカード情報などを盗まれてしまう可能性があります。信頼しているサイトのURLから始まっているため、偽サイトだと気づきにくいのが厄介です。
  • マルウェア(ウイルス)感染: 危険なソフトウェアを配布しているサイトに誘導され、気づかないうちにパソコンやスマホがウイルスに感染してしまう可能性があります。
  • 信頼の悪用: ユーザーは知っている企業のドメイン名(例: `https://有名な会社.com/…`)が含まれていると、そのリンクを信用しがちです。攻撃者はこの信頼を逆手に取ります。

過去には、有名なSNSや検索エンジン、オンライン決済サービスなど、多くの大手企業がこのオープンリダイレクトの脆弱性に対応した事例があります。

どうやって防ぐの? 🛡️ (開発者向け 簡単な説明)

Webサイトを作る人(開発者)は、オープンリダイレクトを防ぐために次のような対策をしています。

対策方法簡単な説明
許可リスト (Allowlist) を使うあらかじめ安全だと決めたURLリストを作成し、そのリストにあるURLにしかリダイレクトしないようにします。「この住所にしか行っちゃダメ!」と決めておく感じです。
URLを検証するユーザーが指定したリダイレクト先のURLが、本当に自分のサイト内のページか、信頼できる提携先のサイトかをしっかりチェックします。「怪しいURLじゃないか確認するぞ!」という感じです。
警告ページを表示する外部サイトへリダイレクトする前に、「これから別のサイトに移動します。よろしいですか?」のような警告ページを間に挟む方法もあります。ユーザーに注意を促すことができます。
リダイレクト機能を使わない/制限するそもそも外部から指定されたURLへリダイレクトする機能を使わない、または、URLの一部(トークンやIDなど)だけを受け取り、サーバー側で完全なURLに変換する方式も安全です。

私たちにできることは? 👍

私たちユーザーができることもあります。

  • 怪しいリンクはクリックしない: メールやSNS、知らないサイトに貼られているリンクは、たとえ知っている会社の名前が含まれていても、すぐにクリックしないようにしましょう。
  • URLを確認する癖をつける:可能であれば、リンクの上にマウスカーソルを乗せて(クリックせずに)、ブラウザの左下などに表示される実際の飛び先URLを確認しましょう。見慣れないドメイン名や、URLの途中に「redirect=」や「url=」といった文字が入っていて、その後に別のURLが続く場合は特に注意が必要です。
  • セキュリティソフトを最新に保つ: 万が一、悪意のあるサイトにアクセスしてしまっても、セキュリティソフトがブロックしてくれる場合があります。常に最新の状態にしておきましょう。
  • 多要素認証(MFA)を設定する: もしIDとパスワードが盗まれてしまっても、多要素認証(SMS認証や認証アプリなど)を設定していれば、不正ログインを防げる可能性が高まります。
✨ リンクをクリックする前に一呼吸おいて、「本当にこのリンクは安全かな?」と考える習慣をつけましょう! ✨

まとめ

オープンリダイレクトは、便利な機能を悪用した巧妙な罠です。一見安全そうなリンクでも、裏には危険が潜んでいるかもしれません。 Webサイトの運営者は適切な対策を講じ、私たちユーザーも日頃から注意を払うことで、被害を未然に防ぐことができます。 安全なインターネット利用のために、この情報をぜひ覚えておいてくださいね! 😊

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