[COBOLのはじめ方] Part3: Hello, world プログラムの作成

COBOL

プログラミング学習の第一歩、「Hello, world!」をCOBOLで体験しましょう! 👋

どんなプログラミング言語を学ぶときも、最初に書くことが多いのが「Hello, world!」プログラムです。これは、画面に指定した文字列(ここでは “Hello, world!”)を表示するだけのシンプルなプログラムですが、開発環境が正しくセットアップされているか、基本的なコードの書き方から実行までの流れを確認するための重要なステップです。

前のステップでCOBOLの開発環境(GnuCOBOLなど)は準備できましたか? さっそく、最初のCOBOLプログラムを作成してみましょう!

以下が、画面に “Hello, world!” と表示するための最小限に近いCOBOLプログラムです。テキストエディタ(メモ帳、VSCode、Vimなど)を開き、以下のコードをコピー&ペーストするか、手で入力してみてください。

hello.cob

* HELLO, WORLDプログラム
IDENTIFICATION DIVISION.
PROGRAM-ID. HELLO.

PROCEDURE DIVISION.
  DISPLAY "Hello, world!".
  STOP RUN.

入力したら、hello.cob という名前でファイルを保存しましょう。(拡張子は .cob.cbl が一般的です)

コードの簡単な説明

COBOLのプログラムは、このようにいくつかの「お決まりの記述」(DIVISIONなど)で構成されています。各DIVISIONの詳しい役割は、次のステップ「COBOLプログラムの構造(Divisionごとの役割)」で学びますので、今は「こんな感じなんだな」と雰囲気を掴んでおきましょう。

コンパイルと実行 🚀

作成したCOBOLプログラム(hello.cob)は、そのままではコンピュータは理解できません。実行可能な形式に変換する「コンパイル」という作業が必要です。前のステップで導入したGnuCOBOLを使ってコンパイルしてみましょう。

ターミナル(コマンドプロンプトやPowerShellなど)を開き、hello.cob を保存したディレクトリに移動してください。そして、以下のコマンドを実行します。

コンパイル

以下のコマンドで、hello.cob をコンパイルして実行可能ファイル (hello または hello.exe) を生成します。

cobc -x hello.cob
💡 ヒント:
cobc はGnuCOBOLコンパイラのコマンドです。
-x オプションは、実行可能ファイルを生成することを指示します。
エラーが表示されなければ、コンパイル成功です! 🎉

実行

コンパイルが成功したら、生成された実行可能ファイルを実行します。

Linux や macOS の場合:

./hello

Windows の場合:

hello.exe

または

.\hello.exe

実行すると、ターミナルに以下のように表示されるはずです。

Hello, world!

無事に表示されましたか? これで、あなたの最初のCOBOLプログラムが完成し、実行できました! ✅

まとめと次のステップ

このステップでは、COBOLで最も基本的な「Hello, world!」プログラムを作成し、コンパイルして実行するまでの一連の流れを体験しました。

  • 簡単なCOBOLプログラムの構造(IDENTIFICATION DIVISION, PROCEDURE DIVISION)に触れました。
  • DISPLAY 命令で文字を出力する方法を知りました。
  • STOP RUN 命令でプログラムを終了させることを学びました。
  • GnuCOBOLを使ったコンパイル (cobc -x) と実行方法を確認しました。

おめでとうございます!これでCOBOLプログラミングの第一歩を踏み出しましたね!✨
次は、COBOLプログラム全体の構造について、もう少し詳しく見ていきましょう。

➡️ 次のステップ: COBOLプログラムの構造(Divisionごとの役割)

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